中国ECサイトの紹介
目次
はじめに
このページでは仕入れに絶対役立つ中国の主要ECサイトを紹介していきます。
全てのサイトを網羅するのは大変ですので、まずはタオバオとアリババをメインに商材を探してみると良いと思います。
MCJ BUYERSでは掲載サイトは全て対応しております。
掲載されていないサイトも対応可能ですのでお気軽にご相談ください。
淘宝网(タオバオ)
URL: www.taobao.com
サイトタイプ:B to C
品質ランク:低〜高
中国のECサイトの代表格です。中国製品を輸入したいと思われた方はきっと名前を聞いたことがあると思います。登録ユーザー数は5億以上という凄まじい規模を誇るECサイトです。かの有名なアリババが運営しています。
商品数は膨大で、粗悪なコピー商品から大手商品まで幅広い品揃えです。
越境ECにも長けていて、中国語がわかればスマホのアプリから日本までの出荷手配が可能です。
天猫(Tモール、テンマオ)
URL: www.tmall.com
サイトタイプ:B to C
品質ランク:中〜高
タオバオと同じアリババが運営する少しハイクラスなECサイトです。
タオバオにコピー品が多く出品されていることから、差別化を図るべく立ち上げられたとか。Tモールへの出品は誰でもできるわけではなく、自社ブランドや販売権を持ったセラーしか出品できないので、基本コピー品の心配がありません。またタオバオと陸続きで商品検索ができるので、タオバオで買ったつもりがTモールで買ってたなんて事もあります。
中国進出している日本の大手メーカーも多数Tモール上で出店しています。
中国人ユーザーも海外ブランド品買うならTモールと決めている人も多いです。
タオバオ同様に越境ECにも長けています。
阿里巴巴(アリババ、1688)
URL: www.1688.com
サイトタイプ:国内向けB to B
品質ランク:低〜高
これまたアリババが運営するB to Bサイトです。
アリババの快進撃はここから始まったと言っても過言ではないと思います。
B to Bサイトになりますので、基本卸売りがメインですが、1個からでも購入できる出店者も多くいます。
中にはOEM等のオーダー生産の商品もありますので、場合によっては出品者とのやりとりが必要になってきます。
また卸売りメインですので、パッケージを選べたりするケースもあります。
タオバオと同じ出品者が出店しているケースも多々ありますが、ロットが発生する分タオバオよりも価格は安くなっているケースが多いです。
工場直売なども多数ありますので、工場探しなどビジネス目的であれば一番役に立つ老舗サイトです。
Alibaba.com(アリババ)
URL:www.alibaba.com
サイトタイプ:海外向けB to B
品質ランク:低〜高
英語ベースで商品検索ができる海外向けB to Bサイトです。
日本語にも対応していますが、翻訳の質は良いとは言えないため、英語の方が見やすい場合が多いです。
中国以外の出品者も多数いて、オンラインの展示会のようです。
中国国内向けのアリババに比べると、ロットが少なくてもカートン単位になるため、初期段階では少し敷居が高いかもしれませんが、OEM委託先工場を探す場合などはとても役に立ちます。
京东商城(ジンドン、JD、京東)
URL: www.jd.com
サイトタイプ:B to C
品質ランク:中〜高
2013年より開始したタオバオのライバルECサイトです。
元々は家電などの電化製品をメインに扱っていましたが、現在は多くの商材を取り扱う総合ECサイトとなりました。
タオバオやTモールが出店者がいるのに対し、ジンドンは巨大なセレクトショップのような位置付けです。
拼多多(ピントォトォ)
URL: www.pinduoduo.com
サイトタイプ:B to C
品質ランク:低〜中
2015年開始の新しいECサイトですが、現在登録ユーザー数はタオバオに続く2位となり、俄然注目のECサイトです。
他のECサイトと異なり、最大の特徴は共同購入することにより価格が下がると言う点です。
他のECサイトのように即購入も可能ですが、共同購入することでさらにお得に購入可能です。
元来低〜中所得者をターゲットにしたECサイトであることから価格は総じて安いですが粗悪品も中にはあるようなので注意が必要です。
共同購入の場合は買いたい時に買えないなど、ちょっと面倒な部分もありますが、賢く利用することで有効に利用できると思います。
この拼多多については後日詳しく解説したいと思います。